前回のお話
特産キノコを探しに
ポポリアきのこ山を訪れたみりや達。
突如現れた、通称キノコ泥棒ちゃみの
逆鱗に触れてしまった一同達に
怒りの矛先が飛ぶのであった ――
※前回のお話を読んでない方はこちら↑

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第十一話《キノコ争奪・後編》

「つ…強い…」
「私の力を舐めてもらっちゃ困るわね。
どう?本当のぱふぱふは。
力が入らないでしょう~?
もっとしてあげてもいいのよ~ん?♡」

「一体何なんなんだ…
どんどん体力が奪われてくぞ…」
「おまけにあっちは
どんどん体力が回復してるし…
一体どうして…」
「これがぱふぱふの力ドワか…」

体に力が入らない…
どうしたらいいの…
「このままじゃまずい…
きっと何か弱点があるはずだ。
そこをちゃんと見極めるんだ…」
弱点…
「あはは!w
この私に弱点なんかあると思う?
ほんと、舐められたものね。
そう簡単に敗れる“ちゃみ”ぢゃないわ!」
「ちっ…全く調子に乗りやがって…
ソイル、お前何か考えはねぇのかよ。」
「こんな技を使うやつは初めてドワ…」
「体力さえあれば、
じぇらすのこの斧で
あのスライム真っ二つにしてやるのにぃ…」
さっきそういえば、とくを見て
ちょっと浮かれてたわね…
良い男がどうとか…
「早くしないと体が持たない…
お姉ちゃん…」
もしかしてこれなら…
「あらあら。この程度のぱふぱふで
もうそんなに体力なくなっちゃうの~?
物足りないわぁ~ん」
「……よし。」

「何か良い案が浮んだドワか…?」
「一か八かよ。」
「おう…
よく分かんねぇけど、頼んだぞ。」
「任せといて!!」
「あらあら、何だか威勢だけは良いのね。
美味しそうな食材になりそう♪
さーてそろそろ最後のぱふぱふの
仕上げに入ろうかしらぁ♡」
「ねぇ…ちゃみさん…
私気づいちゃったの…」
「ん、何が?」
「すんごいね…」
「すんごい?」

「すんごい良い男が
あそこにッッ…!!!」
「はぁ?!みりや何言って…!?
お前ぱふぱふのせいで
目までおかしくなったのかよ!!」
「お姉ちゃ…」
「え!?
どこどこどこぉ!?♡」

「隙あり!☆」
「あっ…!汗」
「くらぇぇ!
ビーストファング!!」
ガシガシガシ!
「キャアアアアア」
…
「…まさかこんな古典的な方法で
隙を突かれるなんて不覚…」

「いや、ほんとそれだぞ。
ってかよくよく見たらすんごい絵面だな。」
「確かに。」
「ふんっ…
まぁ、いいわ。
今回は見逃してあげる。」
「でも、特産キノコ…
持ってかれちゃったしどうしよ…」
「そんなの知らないわよ!」

「てか、いつの間に
お前、元の姿に戻ったんだ。」
「ちゃみさんそっちの姿の方が可愛いよ~」
「なによ小娘!
同情しないでちょうだい!!」
「はは…w」
「ねぇねぇ、お姉ちゃん!
あれ見て!!」

「…!
特産キノコ!!!」
「ったく、やれやれだよ…」
「今回は、あんたが良い男だし
そのキノコはくれてやるわ。ふんっ」
「おう…ありがとよ。
さっきは悪かったな。」
「…別に良いわ。
(ほんと色男…)」
「まぁ、何はともあれ
一件落着ドワ?」
「これで、ろけさんをやっと
助けれるかもしれないし、
急いでガタラに戻らなきゃ!」
「じゃあ、またね!
ちゃみさん!」
「何でキノコが必要かよく知らないけど、
頑張りなさいよ。
じゃあ私は他のキノコでも探すわん。」
「うん、ありがとう!
良い男探し頑張ってね~!!」
「おだまり!!怒」
こうして、無事キノコを入手したみりや達。
昏睡状態が続く”ろけ”の元へ急ぐのであった ――
To be continued..
出演者の雑談
実は書いていた続きのお話を
せっかくだしと今日はアップしたけど、
本当は追加撮影予定だったんだよね;
みりゃちん、FF14に
行っちゃうんだもの…寂しい…
まぁ、他のキャストで
休止しちゃってる人もいるし
仕方ないなぁ。
ま、いつか書ける日が来るまで
続きはお楽しみって訳だな。
ブログのカテゴリ整理をしてる時に、
書いていた物語を下書きのままあるのを見つけて
せっかく、撮影に協力してもらったし
途中まで書いてたのでUPしました(;´∀`)
キャストの関係で、
撮影が出来ない状況があったりと
続きを書けなくなってしまいましたが、
またいつか書ける時が来たら
お話の結末までの構想は出来てたので
書けたらいいな、と思います。
それでは、また次回のお話までお楽しみにねノシ

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